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Analog Editorを使う

 VL70-m Analog Editor/Beta 1.1(以下 Analog Editor)がヤマハより配布されています。(写真クリックで拡大画像)ただしMachintosh版のみです。インストールと設定については付属のマニュアルに詳しく記載されていますが特に注意点はありません。OMSおよびApple MIDI Managerに対応しています。無くても動作します。

 Analog Editorは、アナログシンセサイザーのエディット感覚をVL70-mを用いて手軽に味わっていただくことができる、VL70-mの音色の生成、エディットのための簡易エディターです。複雑な音色の構造を深く理解することなく直感的な編集作業ができるよう、わかりやすい操作方法を目指しました。(添付「お読みください」より引用)

 Analog EditorはVCO、VCF、VCA、といったアナログシンセの基本要素を操作するインターフェースで音色を作ります。実際にはVL70-mのようなVA音源は物理モデルを元にして音を作るのでアナログシンセとはいえないのですが、VA音源に付随するフィルターやモジュレータ等のエフェクトを使ってあたかもアナログシンセのような方法で音色変化できるようにしているようです。操作は写真の通り1つのウインドウで行います。

 実際の操作については「Analog Editor勝手にリファレンス」をつくりましたのでご覧ください。

 Analog Editorでつくった音色はあまりにもシンプルなのでそのまま演奏で使うには物足りないのですが、ここで作った音色をベースにしてExpert Editorで各種エフェクトをかけると「いかにもウインドシンセ」な音色をつくることができます。個人的にはウインドシンセは変に生楽器のシミュレートにこだわらずシンセならではの音で勝負するべきだと思うので私はVisualEditorよりAnalog Editor+Expert Editorのほうが好きです。Visual Editorは架空の楽器が簡単に作れるということで見た目は派手ですが結局「オーボエのマウスピースのトランペット」などという仮想楽器の音色が実際に使える音かというとなかなか難しいかなあと思うのですが。

Dec.05.1999作成 June.15.2002改訂

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